鞄の街の老舗!「小田清株式会社」のブランド「豊岡工房」とは?

鞄の街の老舗!「小田清株式会社」のブランド「豊岡工房」とは?

1907年(明治40年)の創業以来、鞄類の製造および販売を行なってきた「小田清株式会社」。

オリジナルブランド「豊岡工房」は、鞄の街である豊岡の伝統技術と経験を多くの方に伝えたいという思いで日々ものづくりをしています。

今回は、「小田清株式会社」の代表取締役社長である小田忠之さんに、インタビューの機会を頂戴しました。

小田清株式会社
代表取締役社長 小田忠之さん(5代目)
  • 1907年 「小田清商店」として創業
  • 1951年 法人組織へ切り替え、「有限会社小田清商店」を設立
  • 1979年 東京営業所を開設
  • 2014年 オリジナルブランド「豊岡工房」立ち上げ
  • 現在は、豊岡と東京の2拠点にて、鞄類の製造および販売を行なっている

豊岡で長く愛され続ける「小田清株式会社」の歴史と、ブランド「豊岡工房」の魅力が満載のストーリーです。

ぜひご覧ください。

目次

「小田清株式会社」のブランド「豊岡工房」とは?高品質なのに低価格な商品の秘訣

「小田清株式会社」のオリジナルブランド「豊岡工房」。

鞄の4大産地の一つである兵庫県豊岡の技術と経験をより多くの方へ伝えたいという思いで、2014年に立ち上げられました。

「よりリーズナブルな価格で商品を買って使っていただく」ことをコンセプトの一つとして、日本製の本革アイテムを適正価格でお届けしています。

「豊岡工房」の商品は、高品質でありながらも低価格なのが特徴です。

ミニ財布であれば、5,000円台から購入することができますよ。

「豊岡工房」では、日本の製革業者で初めて「LWG環境認証」を取得した兵庫県たつの市のタンナー「繁栄皮革工業所」さんで鞣された革も使用しています。

上質な本革を使ったお財布をお手頃な価格で手に取れるのは嬉しいですよね。

こうした低価格の秘訣は、中間業者をできるだけ介さない形で商品づくりを行なっているところにあります。

「豊岡工房」では、タンナーさんから直接革を仕入れ、裁断屋さんに裁断を依頼し、その革を縫製工場に持って行き職人さんに縫製をしてもらうという手順を踏んでいます。

目の届く範囲における生産によって、リーズナブルな価格での販売を実現させているのです。

「豊岡工房」の商品には、市の鳥である「コウノトリ」のモチーフがあしらわれている「Pure Stork(ピュアストーク)」シリーズもありますよ。

ワンポイントの「コウノトリ」が上品で美しい、非常に魅力的なアイテムです。

\リーズナブルな価格設定が魅力/

「小田清株式会社」はどんな会社?創業から100年以上の歴史を持つ老舗

「小田清株式会社」は、古くから鞄産業で栄えてきた豊岡の地で1907年に創業しました。

100年以上の歴史を持つ鞄類の製造販売業者として、現在は豊岡と東京の2拠点にて活動しています。

豊岡の鞄づくりは、1200年以上前の「柳行李(やなぎごうり)」から始まったといわれています。

「柳行李」は、コリヤナギを原料にして作られる、衣類などを収納する入れ物です。

奈良の正倉院には、国の伝統工芸品である「豊岡杞柳細工(とよおかきりゅうざいく)」の「但馬国産柳箱」が現在でも保存されています。

「柳行李」は、しだいに紳士用のアタッシュケースや鞄へと発展し、今では「豊岡鞄」として多くの方に親しまれるようになりました。

「小田清株式会社」は、このような歴史を経て豊岡に受け継がれてきた技術と経験にもとづき、日々製作を行なっています。

小田清株式会社の会社情報

「豊岡工房」の「コインが分けられる長財布」シリーズとは?ロングセラーの秘密

「豊岡工房」で累計10万本を超える販売実績がある「コインが分けられる長財布」シリーズ。

お客さんとのやり取りをもとに15年以上前に開発され、今では「豊岡工房」のロングセラー商品として多くの方から愛用されています。

お財布を使っていて、「小銭が取り出しにくい」と感じた経験のある方は多いのではないでしょうか。

「コインが分けられる長財布」シリーズは、その名のとおり、「4つに仕切られた小銭入れ」にコインを分けて収納できる設計になっています。

1円玉だけをまとめて入れたり、見間違えやすい50円玉と100円玉を別々にしたりなど、ご自身の使いやすいようにコインを仕分けることができますよ。

大きく開けるラウンドファスナータイプ。
真ん中の小銭入れが4つに仕切られています。

「コインが分けられる長財布」シリーズには、「シュリンク牛革」「イタリアンレザー」「帆布」などの素材を使用したものがあります。

「ラウンド長財布」「かぶせ長財布」「がま口財布」と種類も豊富なので、好きなタイプのものを選べるのが嬉しいですね。

かぶせ長財布タイプ。
がま口タイプ。

「4つに仕切られた小銭入れ」は、実用新案にも登録されている「豊岡工房」オリジナルの便利な機能です。

スムーズにコインを出し入れできるため、一度使うと思わず手放せなくなってしまうほどに魅力的なお財布ですよ。

\機能的な本革財布が買える/

「豊岡工房」の人気&おすすめ商品は?スマホが触れるショルダーも紹介!

「豊岡工房」で特に人気の高い商品は、「牛革ボディショルダー」です。

牛革シュリンク素材の柔らかな質感が魅力のボディショルダーは、日常使いはもちろん、ちょっとしたお出かけや旅行などのさまざまなシーンで活躍してくれます。

男女兼用のシンプルなデザインなので、性別や年齢にとらわれずに使用することができますよ。

薄マチ形状ながらしっかりしています。
ファスナーポケットもあり収納力バツグンです。

最近では、「牛革使いスマホが触れるナイロンショルダー」も非常に人気があります。

そのユニークなネーミングのとおり、ショルダーバッグの背面にスマートフォンを入れたまま操作が可能というすぐれもの。

ナイロン生地とステア牛革の風合いがよく、薄マチながらも収納力の高い軽量ポシェットです。

耐久性も十分にあるため、アウトドアやアクティブなシーンで使用したいという方にもおすすめですよ。

「牛革使いスマホが触れるナイロンショルダー」です。
鞄に入れたままスマホを操作できます。

また、「お薬手帳ケース」も人気です。

お薬手帳の他にも診察券や保険証などのカード類を一緒に収納できるため、受診時に必要なものをこれ一つにまとめられます。

牛革の通院ケースという特別感があり、プレゼントとしても喜ばれているアイテムですよ。

便利な「お薬手帳ケース」。
保険証や診察券などもまとめて収納できます。


「豊岡工房」では、今後、「スマホが取り出しやすいショルダー」の発売を予定しています。

「スマホが取り出しやすいショルダー」は、前面のファスナーポケットの下にかぶせのポケットが付いており、かぶせのポケットからスマホを収納できる仕様となっています。

ファスナーポケットとかぶせのポケットの部分に窓が開いているため、どちらのポケットからもスマホの出し入れが可能という非常に便利なアイテムです。

新発売となるものも含め、「豊岡工房」の商品は公式オンラインショップで購入できます。

紙媒体やテレビ、インターネットなどの通販でもお取り扱いがある場合がありますので、ぜひ公式サイトで最新情報をチェックされてみてくださいね。

\新アイテムの情報も随時更新中!/

「小田清株式会社」まとめ:より多くの方に愛されるブランドを目指して

「小田清株式会社」の歴史と、オリジナルブランド「豊岡工房」の魅力について、お分かりいただけたでしょうか。

「できるだけ多くの方に買っていただいて、使ってみて“いいな”と思っていただき、また買っていただける…その循環がまわってくれたらいいなと思っています」

小田さんはインタビューの最後に、「豊岡工房」のファンの方が増えてくれたら嬉しいという思いを交えてそう語ってくださいました。

リーズナブルな価格で、上質なレザーアイテムの製造と販売を続けている「小田清株式会社」。

鞄類はもちろん、お財布やスマホポーチなどの革小物のラインナップも豊富に取り扱っているので、きっとお気に入りの一点を見つけられますよ。

豊岡の伝統技術が受け継がれている商品を、ぜひお手に取ってみてくださいね。

今回は、「小田清株式会社」の代表取締役社長である小田忠之さんにインタビューさせていただきました。

お忙しい中貴重なお時間をいただき、ありがとうございました。

\豊岡の伝統を受け継ぐ革製品/

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