Instagramから話題が広まった「Sim’s Leather works Spirit(シムズレザーワークススピリット)」。
大人気商品の「レザーバーガー」はもちろん、「スマホケース」や革小物など、日常に楽しく寄り添ってくれるさまざまな革製品を製作しています。
今回は、「SIM’s Leather works Spirit株式会社」の代表である石川慎也さんに、インタビューの機会を頂戴しました。
- 2016年 革製品の製作を開始・Instagramで発信
- 建築関係の仕事をしながら副業として革製品の製作・販売を続ける
- 2022年 「SIM’s Leather works Spirit株式会社」を立ち上げ独立
手縫いのあたたかさとこだわりの技術がたくさん詰まった「Sim’s Leather works Spirit」のストーリーです。
ぜひご覧ください。
「Sim’s Leather works Spirit」の大人気商品「レザーバーガー」とは?
「Sim’s Leather works Spirit」の大人気商品「レザーバーガー」。
パティやトマト、チーズにレタスなど、ハンバーガーのすべてのパーツがレザーで製作されています。
「レザーバーガー」に使用されているのは、アメリカやイタリアの一流タンナーが鞣す選りすぐりの高級レザー。
紐の部分には、しなやかさがあり強度にもすぐれている鹿革が使用されています。
「レザーバーガー」は、ハンバーガーそっくりにこだわり抜いて製作された商品です。
「レザーバーガー」が誕生したきっかけは、廃材となってしまっていた革でした。
革のブレスレットを製作する際に、切り抜かれた真ん中の部分を何かに使いたいと考えた石川さん。
試行錯誤していくうちに、その真ん中の革がパンに見えてきたそうです。
「すごくうまそうに見えたんですよ、ふかふかで」
石川さんは、そのインスピレーションからバンズや具材の部分を作り込み、「レザーバーガー」を開発します。
「レザーバーガー」の写真をInstagramにアップしたところ、「可愛い」「いいね!」と大評判。
SNS上での反響が広がり、「レザーバーガー」はたちまち「Sim’s Leather works Spirit」の大人気商品となりました。
「みてみて!中はこんな風になっているんだよ!」と思わず誰かに自慢したくなるようなアイテムですよね。
ポップでありながらも、革の風合いを楽しめるのが「レザーバーガー」の魅力です。
イベント時のワークショップでは、まるでバイキングを楽しむような形で自分の好きな具材を組み合わせて作る「オリジナルのレザーバーガー」を作ることが出来ますよ。
「Sim’s Leather works Spirit」の「レザーバーガー」は、愛らしくオリジナリティに溢れた商品としてたいへんな人気を呼んでいます。
\本物そっくりの「レザーバーガー」/
「Sim’s Leather works Spirit」はどんな会社?ブランド名の由来や経緯について
製作におけるすべての工程を手作業で行なっている「Sim’s Leather works Spirit」。
大人気の「レザーバーガー」はもちろん、「スマホケース」に財布や革小物など、さまざまな商品を取り扱っています。
「Sim’s Leather works Spirit」のブランド名には、主に二つの意味が込められています。
一つ目は、「Sim’s」に込められている「Sinya madeの作品」という意味です。
「Sim(シム)」とは、当時の石川さんがSNS上で使用していた名前に由来しています。
SNSの中で「Sim」として名前が広まっていたという経緯があり、そのままブランド名に採用されました。
二つ目は、「Spirit(スピリット)」に込められている「一つひとつの作品に魂を込めて作る」という意味です。
ブランド名のとおり、「Sim’s Leather works Spirit」の製品には石川さんのものづくりへの魂が込められています。
石川さんが革製品の製作を始めたのは、2016年。
きっかけとなったのは、革のスマートフォンのケースを自分で作ったことでした。
もともと革が好きだった石川さんですが、革の「スマホケース」を探していた当時、なかなかこれといったものに出会えずにいました。
その時、たまたま趣味としてできるレザークラフトの存在を知ります。
手先が器用で、ものづくりも好きだった石川さんは、レザー初心者向けの入門キットを購入してコインケースを製作。
そこでレザークラフトの楽しさに気づき、革の「スマホケース」を自作してみたのです。
「スマホケース」は身内の方や友人からも好評で、やがて石川さんは周りの方のためにも革のケースを作り始めます。
Instagramでも自作の「スマホケース」の発信を始めた石川さん。
当時は副業として「スマホケース」の販売を続けていましたが、次第に人気が加速し製作が追いつかない状況に陥ります。
「依頼してくれる人に対して”できない”と断るのが心苦しくなってきてしまい、独立を決めました」
ご家族や周りの方の後押しもあり、2022年に「SIM’s Leather works Spirit株式会社」を設立されました。
- 住所:〒381-0401 長野県下高井郡山ノ内町平穏3363-1(実店舗はありません)
- Official Website
「Sim’s Leather works Spirit」のおすすめ商品は?オーダー製作も可能!
「Sim’s Leather works Spirit」のいちばんのおすすめ商品は、「スマホケース」です。
主流である背面ケースのステッチには太い糸が使用されており、手縫いならではの縫い目がアクセントとなっています。
エッジの効いた表情を見せる革の「スマホケース」は、「Sim’s Leather works Spirit」にしかない唯一のものです。
「Sim’s Leather works Spirit」では、「スマホケース」のオーダー製作も承っています。
革色やステッチカラー、ストラップなど、それぞれ自分でカスタムしたものをオーダーすることができますよ。
「お客さんのセンスで投げかけられた作品を作るのが楽しいんです」
そう笑顔で語る石川さんによって製作された「スマホケース」は、本当に多くの革好きの方に愛用されています。
世界にたった一つの自分だけの「スマホケース」を、ぜひオーダーしてみたいですよね。
「Sim’s Leather works Spirit」の在庫商品は、「Sim’s Leather works Spirit」公式ホームページまたは公式ネットショップで購入することができます。
オーダー製作に関しては、公式サイトのお問い合わせフォームの他、公式InstagramのDMからも受け付けています。
どうぞお気軽にお問い合わせくださいね。
\自分好みにオーダーできる/
「Sim’s Leather works Spirit」の商品のメンテナンス方法や経年変化は?
「Sim’s Leather works Spirit」の商品は、基本的なメンテナンスを行なうだけでOK。
お財布やスマホケースは、手の油だけでも十分にオイルが入りますので、特にこれと言ったメンテナンスは必要ありません。
あとは掃除をしたり、オイルが不足してきたなと感じたらオイルを入れたりと、基本的なことを行なっていただくだけで大丈夫です。
また、「レザーバーガー」はチャームとして愛用できる商品ですし、各パーツには元々オイルを多く含んだオイルレザーを使用していますので、特にメンテナンスは必要ありません。
「レザーバーガー」は、経年変化で表面がこんがり焼けたような見た目になっていきます。
革の色合いの変化からもハンバーガーらしいユニークさを楽しむことができますね。
「散々使って傷付いちゃったけど、これはあの時の傷だよね、と思いながら使用される方がユーザーになってくれたら嬉しいなと思っています」
あまり過保護にせず、革を最大限に楽しんでほしいとおっしゃる石川さん。
レザー製品を日常的に使うことでエイジングが進み、汚れてしまうことやぼろぼろになってしまうこともありますよね。
「Sim’s Leather works Spirit」で製作されているアイテムは、そのような革本来の味を楽しんでいただける商品となっています。
たくさん使い込むことで不思議と愛着が湧き、存分に革の魅力を味わうことができますよ。
\メンテナンスもとても簡単/
「Sim’s Leather works Spirit」まとめ:革に触れ合うきっかけを作り続けたい
「Sim’s Leather works Spirit」の商品やブランドの魅力について、お分かりいただけたでしょうか。
「これからもさまざまなイベントに参加して、消費者の方に革製品に触れていただくきっかけを増やしていきたいなと思っています」
石川さんは、イベントに関することも含め今後もInstagramで発信を続けていきたいと語ってくださいました。
クラフトフェスなどのイベントでは、「革っていいな」と思える作品に出会う楽しみがたくさんあります。
イベントでしか買えないアイテムや、限定品が販売されることもありますよ。
「レザーバーガー」のワークショップのように、オンライン上ではなかなかできない体験もできますので、ぜひイベントにも足を運んでみてくださいね。
今回は、「SIM’s Leather works Spirit株式会社」の代表である石川慎也さんにインタビューさせていただきました。
お忙しい中貴重なお時間をいただき、ありがとうございました。
\Sim’sの最新情報がわかる/