「天然木」と「手染革」を組み合わせた革雑貨ブランド【VARCO】を運営する株式会社レザーデベロップメントにインタビュー!

「天然木」と「手染革」を組み合わせた革雑貨ブランド【VARCO】を運営する株式会社レザーデベロップメントにインタビュー!

1998年創業、東京都江東区の「株式会社レザーデベロップメント」。

「柔らかく曲がる天然木」と「ナチュラルな手染革」を組み合わせた革雑貨ブランド「VARCO」(ヴァーコ)を運営しています。

今回は、「株式会社レザーデベロップメント」の代表取締役社長である梶谷 明宏様に、インタビューの機会を頂戴しました。

梶谷 明宏 様
「株式会社レザーデベロップメント」代表取締役社長 梶谷 明宏様
  • 「株式会社レザーデベロップメント」代表取締役社長
  • 両親の営む「梶谷商事株式会社」でベルトの製造販売に携わる
  • 1998年 「株式会社レザーデベロップメント」創業
  • 2008年 オリジナルブランド「VARCO」設立
  • 2019年 江東ブランド 認定
  • おもてなしセレクション2021 受賞
  • 2023年クラウドファンディングにて200名超からの支援を集める

ぜひ最後までご覧ください。

目次

「VARCO」はどんな革雑貨アイテムを作っているの?

VARCO ラウンドジップウォレット
VARCO コインケース

ナチュラルな風合いに仕上げられた手染め革と組み合わせられた素材は、本物の天然木(ウォールナットやローズウッド、楓など)でできたウッドシート

その美しいコンビネーションと、素材の良さを引き出すデザインは、老若男女問わず目を惹きます。

メインで使用される革はタンニン鞣しのキップレザー

染料を奥まで浸透させ、長年使用しても美しい色が保たれるよう、下染めという一手間が加えられています。

環境に優しく、革本来の表情を残した染色ができる水性染料で、手触りの良い革に仕上げられています。

VARCO 手染め革

「VARCO」の最大の魅力は、「既成概念や元々あるものにとらわれない」新しいものづくりが実現されているところにあります。

機能面もデザイン面も、独自の視点からオリジナリティの高い、画期的なものづくりを追求しています。

細部まで工夫の凝らされたアイテムは、クラウドファンディングで1ヶ月で200個以上販売されたほど、多くの人に支持されています。

\自然の美しさが凝縮された革アイテム/

「VARCO」はどんな会社?手仕事にこだわったものづくり

VARCO イクイップウォレット

「VARCO」のモノづくりのルーツは、梶谷様の先代に遡ります。

梶谷様のお父様が、ベルトの革を一本一本手で染める製法を開発されました。

完全手作業だからこそ仕上がる美しいグラデーションや風合いに魅了され、技術を学ばれたのだそう。

その後、独立して革製品の製造を始められてからも、手仕事にこだわった製品を生み出し続けています。

「VARCO」創業初期の、革の染めから縫製まですべて手作業で作られたアイテムがこちら。

VARCO 創業初期のアイテム

ステッチや、革の経年変化した色合いも含めて、深い味わいがありますね。

生産量が増えた現在も、手仕事ならではの風合いを生み出すための手間を惜しみません。

独学でものづくりを学び、手探りで夥しい時間と労力をかけて技術を高めてきた梶谷様だからこそ作り出せる、先入観にとらわれないオリジナルアイテムたち。

一度手に取ると、シリーズで色々なアイテムを揃えたくなるという方が多いのも納得です。

T.M.Y’s Co.,Ltd. / LEATHER LAB TOKYO の会社情報
VARCO ブランドロゴ

テレビでも取り上げられた「VARCO」の人気アイテムをご紹介!

VARCO ラウンドジップウォレットNE
VARCO ラウンドジップウォレットNE

テレビ番組「有吉くんの正直さんぽ」でも紹介された長財布、「ラウンドジップウォレットNE」

マチを取り払い、フルフラットに開くため、非常に中身が取り出しやすい大容量の機能的なアイテムです。

「一般的な長財布はなぜこの構造になっていないのか?」と思うほど、画期的なオリジナル構造。

アシンメトリーの曲線デザインが天然素材の魅力を引き出しています。

VARCO キーカードコインケース
VARCO キーカードコインケース

こちらはキャッシュレス派の方に人気のロングセラーアイテム「キーカードコインケース」。

鍵・小銭・カードをコンパクトに収納できるため、これ一つで身軽に出かけることができます。

これらの人気アイテムの他にも、コンパクトで無駄を削ぎ落とされたデザインの中に、最大限の考え尽くされた機能が盛り込まれたアイテムが多数取り揃えられています。

\人気アイテムを今すぐチェック/

「VARCO」のアイテムを長く愛用するためのお手入れ方法

VARCO メンテナンス作業風景

お手入れ方法は、革部分とウッド部分で異なります。

ウッド部分は、水を弾き、自然な光沢が出るよう加工されているため、特別なお手入れは必要ありません。

革部分には馬毛のブラシで軽く汚れを落とし、植物性のクリームを塗ることできれいに保つことができます。

梶谷様おすすめのメンテナンスグッズは、コロニルのアニリンクリームとウォーターストップスプレー

クリームを塗った後に、仕上げにウォーターストップスプレーをかけることで、防水・防汚効果があります。

サーモンやぺールグリーンなどの明るい色の革は、クリームは塗らず、スプレーのみのお手入れでオーケー。

天然木も手染め革も、アンティークのように深い色合いに変わっていく経年変化を楽しみながら、長く愛用できる素材です。

数年使って綻んできたアイテムは、ウッドシートの張り替えや、糸ほつれの修繕、ファスナー交換など、修理にも対応してもらえます。

「VARCO」まとめ:唯一無二の素材・機能・デザインが魅力の革小物ブランド

VARCO ラウンドジップウォレットNE
VARCO ラウンドジップウォレットNE

他にはない高品質な素材のコンビネーション細部までこだわられたデザインに、既成概念にとらわれない機能性を備えた革アイテム。

お客様から寄せられる声を原動力に、商品作りにも反映させながら日々ものづくりに向き合われています。

既存のロングセラー商品も、時代にマッチしたより良いものにするために見直しを進めているのだそう。

レザーファンにとって、今後も引き続き目が離せない名ブランドです。

お忙しい中貴重なお時間をいただき、ありがとうございました。

\「天然木」×「手染革」のオリジナルアイテム/

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