1905年創業、東京墨田区の「有限会社東屋」。
先祖代々受け継がれてきた技術や想い、職人さん一人一人を大切に、革小物を製造されています。
今回は、「有限会社東屋」の代表取締役である木戸麻貴様に、インタビューの機会を頂戴しました。
- 「有限会社東屋」代表取締役
- AZUMAYA自社ブランドの設立 ショップ/サロンをOPEN
- まるあ柄シリーズ すみだモダン2016認証
- “粋”HOKUSAIシリーズ 第11回TASKものづくり大賞 奨励賞受賞
- 一般社団法人企業価値認定協会より 企業価値認定
- 東京ビジネスデザインアワード 優秀賞受賞
大切な方への想いを込めた贈り物にもぴったりのメイドインジャパンブランドをご紹介します。
ぜひ最後までご覧ください。
「made in RYOGOKU AZUMAYA」はどんなブランド?魅力を紹介
「モノづくりに携わるすべての人が、楽しく、笑顔に。」
そんな想いが込められた、オリジナルブランド「made in RYOGOKU AZUMAYA」。
江戸の ”粋” な感覚が現代流にアップデートされた、和モダンなデザインが目を惹きます。
ブランドを手掛けるのは、幼い頃から職人さんたちのモノづくりを間近で見てきたという、6代目社長の木戸麻貴様。
メイドインジャパンの素晴らしさを多くの人へ伝えたいと、企画から販売まですべてを手掛けられています。
全商品に使用されている、イタリアの老舗タンナー モンフリーニ・ペラーミ社の牛革は、イタリアンレザーならではの発色の美しさです。
すみだモダン2016認証の「まるあ柄シリーズ」や、第11回TASKものづくり大賞を受賞した「”粋” HOKUSAIシリーズ」は、老若男女問わず多くのファンに愛されています。
\想いを込めた贈り物にも/
有限会社東屋はどんな会社?
有限会社東屋の歴史は古く、明治38年にまで遡ります。
創業以来、職人技を受け継ぎながら、がまぐち財布をはじめとした革小物を製造してきました。
OEMで培ってきた高い技術を活かし、平成26年にオリジナルブランドを設立。
オリジナリティあふれるこだわりの商品作りを続けてきました。
工房兼ショップには、「袋物博物館」が併設されており、日本の袋物の歴史に触れることができます。
さらに現在は、カフェOPENの準備も進められているのだそう。
ふらりと立ち寄るだけで、楽しい時間が過ごせること間違いありません。
- 住所:〒130-0026 墨田区両国1-1-7
- TEL:03-3631-6353
- FAX:03-3631-1027
- Official Website
江戸時代からの袋物の歴史を辿る「袋物博物館」
有限会社東屋の6代目社長 木戸様のお母様が館長を務められる、「袋物博物館」。
江戸時代から大正時代に作られた煙草入れや筥迫などの袋物コレクションや、手動ミシンなど、約100点の貴重な展示品が楽しめます。
館長から、歴史や展示品についての興味深いお話を伺うこともできます。
来館者には、好きな色が選べる「本革のしおり」のお土産付き。
入館は無料ですので、「袋物博物館」にもお気軽にお立ち寄りください。
「made in RYOGOKU AZUMAYA」の人気アイテムを紹介!
東屋の「あ」。はじまりの「あ」。メイドインジャパンだと一目でわかる「あ」。
隅田川の水面のきらめきを表現した躍動感のある水玉の中に、時折、姿を見せる「あ」。
「まるあ柄 シリーズ」は、遊び心がふんだんに取り入れられ、それでいて品の良さも兼ね備えた魅力的な商品です。
カラーやアイテムのバリエーションも豊富で、「どれにしようかな」と眺めているだけで心が弾みます。
見えないところにこだわる江戸っ子の ”粋” を体現した、「”粋” HOKUSAIシリーズ」。
墨田区出身の葛飾北斎の絵画が、財布の “内側” に大胆にあしらわれています。
内側には、カードポケットがたくさんついているにもかかわらず、寸分違わず描き出される北斎の絵。
レザーへのプリントから裁断、ヘリ返し、縫製に至るまで計算し尽くされ、精巧な職人技によって完成された逸品です。
柄物の革にも、お手入れには革用の栄養クリームを。
使い始める前に塗っておくと、傷つきにくくなり、柄物の持ちも良くなるのだそうです。
その後も定期的にクリームを塗ってメンテナンスすることで、永くご愛用いただけます。
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有限会社東屋のモノづくりへの想い
本当の意味での「三方よし」を追求し、自社で直接販売することにこだわる木戸様。
手に取る人のことを想い、小売業を仲介してたくさん販売することよりも、適正な価格で一つ一つを大切にお届けすることを選択されました。
人件費削減のために海外生産に移行する企業が増える中でも、職人さんたちを守ることを最優先に考えられています。
職人さんの手仕事は分業されることなく、一つの商品の全工程を一人の方が担当されるのだそうです。
「商品一つ一つが我が子のよう」とおっしゃるほど、丁寧なモノづくりをされています。
「お客様とも直接やりとりをして商品をお届けしたい」との想いで、店頭でも、オンラインで購入される方のお問合せにも、木戸様が直々に対応されます。
そんな作り手の真摯な想いが伝わり、商品への愛着へと繋がり、ファンになる方が続出しているんですね。
有限会社東屋まとめ:メイドインジャパンの誇りを感じる革小物製造専門店
今回は、有限会社東屋の代表取締役 木戸麻貴様に、インタビューさせていただきました。
インタビューの中で、東屋を営んでこられた先代の方々や職人さん、お客様、お取引先や東日本ハンドバッグ工業組合の方々など、周囲の方への「感謝」の想いを何度も何度も語られていたのが印象的でした。
メイドインジャパンの歴史と伝統を守り伝えながら、時代に合わせて新しい風を吹き込む有限会社東屋。
遊び心の奥に芯の強さが感じられるような、木戸様のお人柄そのものがオリジナルブランドのデザインにも反映されているように感じられました。
一目見ると欲しくなってしまうステキなオンラインショップにも、ぜひ訪れてみてくださいね。
木戸様、お忙しい中貴重なお時間をいただき、ありがとうございました。
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