2016年創業、兵庫県神戸市の「合同会社Atelier Shark(アトリエシャーク)」。
気仙沼産の「サメ革小物」を専門に企画製造を行う、日本初であり世界的にも珍しいブランドを運営する会社です。
今回は、「合同会社Atelier Shark」の代表である時井 勇樹さんに、インタビューの機会を頂戴しました。
![合同会社Atelier Shark 代表 時井 勇樹様](https://leatherstory.net/wp-content/uploads/2023/11/2311時井勇樹.jpg)
- 「合同会社Atelier Shark」代表
- 学生時代に東日本大震災のボランティアに尽力
- 2013年 東北の企業を支援する目的で「株式会社レヴァーク」を創設
- 2016年 宮城県気仙沼市のサメ産業の振興目的で「合同会社Atelier Shark」を創業
- 『BE KOBE 世界に知ってほしい新しい神戸をつくっている100人』に選出
ぜひ最後までご覧ください。
「Atelier Shark」はどんなアイテムを作っているの?人気商品を紹介!
![Atelier Shark マルチツールWATSON](https://leatherstory.net/wp-content/uploads/2023/11/bce0ccd00abdea79c52e0b4356451ad3-1024x683-1.jpg)
![Atelier Shark マルチツールWATSON 使用例](https://leatherstory.net/wp-content/uploads/2023/11/fa48c5e00057259bb1de5bb556dfe44d-1024x683-1.jpg)
「Atelier Shark」の2023年のヒットアイテムは、「サメ革マルチツールWATSON(ワトソン君) 」。
世界一有名な助手・ワトソン(シャーロック=ホームズの助手)の名を冠したこの商品は、クラウドファンディングで6日間で1,000個以上を販売するほど多くの支援を得ました。
![Atelier Shark マルチツールWATSON 機能紹介](https://leatherstory.net/wp-content/uploads/2023/11/2023y04m10d_165309465.jpg)
サメ革でバッグや財布を作った時に出る端材を活用したアップサイクル商品で、多機能なワトソン君。
金属部分は特殊な3Dプリンタで作られており、異業種コラボによって生み出されたオリジナリティの光るアイテムです。
![Atelier Shark 2つ折り財布「Bi-fold wallet」](https://leatherstory.net/wp-content/uploads/2023/11/IMG_3133-1024x577.jpg)
ベーシックなアイテムとして長く支持されているのは、2つ折り財布「Bi-fold wallet」。
「サメ革」と聞くとゴワゴワと硬いイメージを抱く方も多いかもしれませんが、そのイメージを良い意味でしっかり裏切ってくれる優秀な素材です。
サメ革は軽さ・柔らかさ・丈夫さを兼ね備えており、メンテナンスフリーでキレイに保てるため、ラフに使いやすいのが最大のメリットです。
\サメ革の人気アイテムを今すぐチェック/
「Atelier Shark」はどんな会社?会社設立の経緯と目的
![Atelier Shark ヨシキリザメの革](https://leatherstory.net/wp-content/uploads/2023/11/b06720b5b8a2aa36c0b8125e45eb35a0-2048x1365-1.jpg)
「合同会社 Atelier Shark」は、東日本大震災の復興支援を目的に、宮城県気仙沼市のサメ産業の振興のために設立されました。
元々神戸の大学で学んでいた時井さんは、阪神淡路大震災があった土地柄ということもあり、【防災・減災におけるサービスマーケティング】を研究テーマに据えていました。
そして在学中の2013年に、東日本大震災が発生。
すぐさま募金活動をしたり、屋外灯を設置したり、東北から物産を仕入れて販売し利益を還元したりと、ボランティア活動に尽力しました。
震災発生から2〜3年経過する頃には世間の関心も薄まりますが、まだまだ復興出来ていない現実を知る時井さんは、継続的な支援をするために会社を設立しました。
サメの水揚げ日本一を誇る、宮城県気仙沼市の食用サメの副産物として生産されるサメ革を活用した事業を展開しています。
![Atelier Shark「波乗りジョーズ」](https://leatherstory.net/wp-content/uploads/2023/11/detail_36622_1697520108.webp)
![Atelier Shark「波乗りジョーズ」4つの機能紹介](https://leatherstory.net/wp-content/uploads/2023/11/detail_36622_16962365948092.webp)
「Atelier Shark」は2023年12月30日まで、新商品「波乗りジョーズ」のクラウドファンディングを実施中です。
仕事も勉強も良い波に乗せてくれるサメ革文具「ジョーズくん」は4つ機能を持つステーショナリー。
マーケティングと心理学に精通する時井さんが独自の視点から開発するアイテムは、一目で人を「サメ好き」にしてしまうほどの魅力が溢れています。
\「波乗りジョーズくん」をチェック/
世界一美しいサメ、「ヨシキリザメ」の革の魅力
![Atelier Shark 革のカラー展開「青海」](https://leatherstory.net/wp-content/uploads/2023/11/cf8568e1ba612f9afbbb0b95b9de3fee.jpg)
![Atelier Shark 革のカラー展開「真紅」](https://leatherstory.net/wp-content/uploads/2023/11/f6f1419d971f5390b16210269e148912.jpg)
![Atelier Shark 革のカラー展開「山翠」](https://leatherstory.net/wp-content/uploads/2023/11/bffcacfc026604336f7b613976fc4e3b.jpg)
![Atelier Shark 革のカラー展開「夜凪」](https://leatherstory.net/wp-content/uploads/2023/11/1e672455de021ccd16af11ea7db59cda.jpg)
現存するサメは500種以上、その内レザーとして使われるサメは約20種と言われています。
その中でも「Atelier Shark」で使用されるのは、サメ革の中でも最高品質と言われる気仙沼産の「ヨシキリザメ」の革のみです。
「ヨシキリザメ」は流線型のボディ・白いお腹・鮮やかなコバルトブルーの背面・愛くるしい大きな目を持ち、「世界で一番美しいサメ」と言われます。
その革は筋繊維が密集しており丈夫で美しく、傷や水に強いのが特徴で、軽さと柔らかさも備えています。
「Atelier Shark」では、気仙沼の美しい風景からインスピレーションを得た4色のカラーが展開されています。
顔料染めにより新品の時の美しい発色を長年保つことのできる仕上がりになっています。
革用クリームなどでのお手入れが不要で、使うほどにツヤが出て、より柔らかく滑らかにフィットしてくる使い心地が楽しめるのが「ヨシキリザメ」の革の魅力です。
「Atelier Shark」まとめ:日本初のサメ革に特化したオリジナルブランド
![Atelier Shark サメ革](https://leatherstory.net/wp-content/uploads/2023/11/44594767_142551736711846_1375391830557157403_n.jpg)
![Atelier Shark サメ革 L字ファスナー長財布](https://leatherstory.net/wp-content/uploads/2023/11/Snapinsta.app_305082219_1105492370073819_8614865577696312930_n_1080.jpg)
気仙沼の世界一美しいサメ「ヨシキリザメ」の革を使ったオリジナルアイテムを作っている「Atelier Shark」。
オンラインでは公式ホームページや、楽天市場から購入できる他、
実店舗では、日本神話「七本鮫」にちなんで伊勢神宮そばのおかげ横丁内「かみなりや」や、
サメの飼育種数日本一の茨城県「アクアワールド茨城県大洗水族館」などでも手に取ることができます。
その他、全国各地で開催される期間限定ポップアップイベントの情報はこちら。
魅力たっぷりの珍しいサメ革で作られたオリジナルアイテムを、ぜひチェックしてみてくださいね。
お忙しい中貴重なお時間をいただき、ありがとうございました。
![Atelier Shark ブランドロゴ](https://leatherstory.net/wp-content/uploads/2023/11/fb8870748e3cdc672d5b5c7c8e41f0bf.png)
- 住所:〒650-0003 兵庫県神戸市中央区山本通1丁目7-15東洋プラザビル2階
- 代表者氏名:時井 勇樹・別所 昂央
- Email:info@atelier-shark.com
- Official site
コメント