インスタグラムでひそかに注目を集める「TTMB」をご存じですか?
「TTMB」とは、To The Moon Buuny。
ポップな「月に行きたいウサギ」が織りなす、生々しいくらい人間味(ウサギ味?)が溢れるストーリーが魅力です。
今回は、「TTMB」の生みの親であるデザイナーの石川 賢治様にインタビューの機会を頂戴しました。
- デザイナー
- 東京都墨田区在住
- 早稲田大学商学部出身
- 富士通に営業として入社
- 30歳で退職し、世界放浪の旅へ
- グラフィックデザイナーとして印刷会社に勤務
- 2023年独立
毎日をクリエイティブに軽やかに生きるパワーが伝わるインタビューレポートです。
ぜひ最後までご覧ください。
\オリジナルアイテムはこちら!/
クリエイティブとは無縁の経歴を持つ石川賢治さんがデザイナーになるまでの経緯
早稲田大学出身。リーマンショック後の不況の中、富士通に営業として入社。
「デザイン」や「アート」には無縁な環境で育ち、「むしろバカにしていたくらい」だったとおっしゃる石川さん。
社会人になる前から、独立志向の強かった石川さんは「サラリーマンを定年まで続けるのは飽きる」と考え、「40歳で退職する」と決めていました。
ある時「40歳まで働いても、その後暮らすのに十分なお金を貯めるのは難しい」と感じたことが、人生設計を考え直すきっかけになりました。
それなら身体が元気なうちにやりたいことをしようと、30歳の節目で退職し、世界放浪の旅に出ました。
11ヶ月間の旅の中で、その後の人生を決定付けた出来事は、最後に訪れた国・アメリカで起きました。
フィラデルフィア美術館で、マルセル=デュシャンの「泉」という作品を見た石川さんは衝撃を受けます。
ーただの小便器が、美術館に祀られるように飾られている。ー
「価値ってなんだろう?」「これが価値があるものならば、自分にもやれるのではないか?」と考えました。
それがきっかけとなり、帰国後は「デザイン」「アート」といった道へ進むことを決めました。
職業訓練校でグラフィックデザインを学び、卒業を待たず内定を得て、印刷会社にデザイナーとして入社。
4年間コツコツと経験を積み、2023年に独立を果たしました。
デザイナー業と並行して、オリジナル作品の「TTMB」のデザイン・発信活動をスタートされました。
TTMBのキャラクター制作の過程や、起業時のエピソードなどもインスタグラムで公開されています。
ぜひ、デザイナーさんの頭の中を覗いてみてくださいね。
\起業ストーリーも要チェック!/
クリエイティブに対する想い・デザイン思考とアート思考
石川さんがデザインをする上で核となっているものは、「デザイン思考」と「アート思考」の2つの観点です。
クライアントからの依頼を受けたデザインでは、クライアントの想いを汲み取り、それを形にしていく「デザイン思考」。
自身のオリジナル作品のデザインでは、自分の想いを全面的に出していく「アート思考」。
同じ「デザインすること」でも正反対の面があり、行ったり来たりすることで、バランス感覚を保つことが出来ています。
また、「クリエイティブな人が増えれば、日本がもっと良くなる」とも語ります。
元はIT企業の営業職出身で、クリエイティブなことには縁のない生活をされていました。
人の愚痴を聞かされることが多く、もっとポジティブな話で盛り上がりたいと感じていたそうです。
この想いに、共感される方は多いのではないでしょうか。
現在では毎日のように新しい作品を生み出す生活をされています。
インスタグラムでの発信が、「自分にも何か出来るかも?」とクリエイティブな活動をするきっかけになったら嬉しいとおっしゃる石川さん。
「退屈な日常を、クリエイティブでポジティブなものに変えていきたい。」
そんな想いを持つ方にとって、石川さんの作品は背中を押されるものでもありますね。
SDGs宣言
墨田区で唯一、個人名でSDGs宣言に名を連ねる石川さん。
そのSDGs宣言の目標は、「エアコンの使用を控え電気使用量を10%削減(健康被害が出た場合は再検討)。」
身体を張った目標ですが、その結果どうなったのか、電気使用量の削減目標は達成出来たのか、、?
SDGs宣言のエピソードもインスタグラムで公開されているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
\SDGs宣言はどうなった?/
デザイナー石川 賢治様まとめ:「TTMB」を世界的キャラクターに育てたい!
「TTMB」のウサギを、日常に溶け込む世界的キャラクターになるまで育てて行きたいと語る石川さん。
インタビューでも何事もオープンに語ってくださって、枠にとらわれない軽やかな生き方が伝わってきました。
「TTMB」のストーリーにもご自身のリアルな体験や失敗談が盛り込まれていて、クセになるような独特の引力があります。
「TTMB」のインスタグラムをフォローすると、もっと自由にチャレンジして、自分らしい人生を生きてみたくなること間違いなし…!?
今後も更新されていくストーリーから目が離せません。
石川賢治さん、お忙しい中お話を聞かせていただき、ありがとうございました。
\今すぐここからフォロー!/