「株式会社ワンクラフト」が展開する自社オリジナルのレザーブランド「SOLSOMARE(ソルソマーレ)」。
太陽と海をモチーフに、オレンジとネイビーの色彩豊かなレザーアイテムを製作・販売しています。
今回は、「株式会社ワンクラフト」の代表である小林俊介さんに、インタビューの機会を頂戴しました。
- 20年以上にわたりOEM事業に携わってきた経験を活かし、独立を決意
- 2016年10月に「株式会社ワンクラフト」を設立
- 企画からアフターケア対応までの全工程を、ワンストップで受注
- 自社ブランド「SOLSOMARE(ソルソマーレ)」にて、太陽と海をモチーフにした魅力的なレザーアイテムを製作・販売中
ブランド名の「ソルソマーレ」に込められた思いと、5つの商品シリーズの魅力が満載のストーリーです。
ぜひご覧ください。
「株式会社ワンクラフト」の「ソルソマーレ」とは?ブランド名に込められた思いと魅力
「株式会社ワンクラフト」の自社ブランド「SOLSOMARE(ソルソマーレ)」。
太陽と海が織りなす自然の美しさを象徴した、「Canale(カナーレ)」「Alba(アルバ)」「Tramonto(トラモント)」「Riva(リーヴァ)」「Costa(コスタ)」の5つの商品シリーズを展開しています。
「SOLSOMARE(ソルソマーレ)」のブランド名の由来は、「太陽」と「海」を意味する言語の組み合わせです。
スペイン語で「太陽」を意味する「SOL」と、ラテン語で「海」を意味する「MARE」の間に、英語の「SUN」の「S」と「OCEAN」の「O」を繋げて、「SOLSOMARE(ソルソマーレ)」と名付けられました。
「SOLSOMARE(ソルソマーレ)」を後ろから読むと、「ERAMOSLOS(エラモスロス)」。
「ERAMOSLOS(エラモスロス)」は、スペイン語で「私たちとは」という意味があり、小林さんはそこに隠れたメッセージを込められたそうです。
「ただ物を売るだけじゃなくて、その繋がりからお客さんと僕たちで世界観を共有できたらいいなという思いがあります」
太陽と海のように、異なるものが重なり合うことによって生まれる自然現象の美しさを表現したいという思いから誕生した「ソルソマーレ」。
レザーアイテムを通じて、互いに織りなす情緒豊かな関係性を築き続けています。
「ソルソマーレ」の商品は、太陽と海をイメージしたオレンジとネイビーが特徴です。
鮮やかな色の重なりが、どこかエモーショナルな雰囲気を漂わせていますね。
上質なレザーの質感と、自然の情緒を味わえるのが、「ソルソマーレ」のアイテムの魅力です。
\世界観が魅力のレザーアイテムが多数/
「株式会社ワンクラフト」はどんな会社?「1分の1」のオンリーワンなものづくりを目指して
「株式会社ワンクラフト」は、2016年10月に神奈川県横浜市にて立ち上げられました。
主な事業内容は、皮革製品のOEMと、オリジナルブランド製品の製作・販売です。
もともと皮革業界で働いていた小林さんは、箔押し屋さんやメーカーでの勤務を経て、30歳を過ぎた頃に独立されました。
20年以上にわたり、OEMとして他社のブランド製品に携わってこられた経験を活かし、設立当初からこれまで積極的に事業を展開されています。
OEM事業では、卸値や見積額、また物価高の影響から職人さんの工賃が決まります。
この現状のシステムを受け入れながらも、関わる人々がお互いに気持ちよく仕事をしていけるよう、小林さんはオリジナルブランドの設立を決意。
「自分たちで発信することを考えたほうがいいな、と思ったのがきっかけですね」
「株式会社ワンクラフト」の自社ブランド「ソルソマーレ」は、そうした皮革事業への真剣なまなざしから生まれました。
「株式会社ワンクラフト」は、一つひとつの革製品に思いを馳せながら製作することを大切にしています。
「“300分の1”ではなく、“1分の1”で、ものづくりが出来たらなと思っています」
同じ色や形の商品を300個作って販売しても、購入されるお客さんはお一人おひとりが唯一の存在です。
「株式会社ワンクラフト」では、「1分の1」のオンリーワンの商品をお届けするために、日々心を込めて製作を行なっています。
- 住所:〒223-0053 神奈川県横浜市港北区綱島西5-21-29
- TEL:045-718-6388
- Official Website:
「ソルソマーレ」の5つのシリーズとは?経年変化やメンテナンス方法も紹介
「株式会社ワンクラフト」の自社ブランド「ソルソマーレ」の5つのシリーズ、「Canale(カナーレ)」「Alba(アルバ)」「Tramonto(トラモント)」「Riva(リーヴァ)」「Costa(コスタ)」。
それぞれの美しいネーミングは、革を見た時の雰囲気をイメージして名付けられました。
太陽と海をモチーフとした、鮮やかなオレンジとネイビーの色合いが魅力的な5つのシリーズの特徴を紹介します。
「カナーレ」は、ブルームがかった国産ステアのヌメ革です。
荒々しくも霞がかっている海峡のイメージがあり、使い込むほどに色味が増して透明感のある輝きに変わっていきます。
経年変化を存分に味わえる「カナーレ」の商品は、革を育てる楽しみをひときわ感じられますよ。
メンテナンスに関しては、たまに保湿クリームを塗っていただくだけで問題ありません。
水にはあまり強くない革なので、濡らしたり、高温多湿な場所で保管したりしないよう注意が必要です。
「トラモント」は、夕日に近い濃さのあるオレンジ色をした、イタリア製のショルダーレザーです。
時間が経つにつれて暗くなっていく夕焼けのように、深みのある風合いに経年変化していきます。
牛の背中にある繊維質の細かい締まっている部分を使っており、鞣しの段階でオイルを含ませているので、強靭で丈夫です。
「カナーレ」と同じように、水気に注意して、たまに保湿クリームを塗るのがメンテナンスのポイントですよ。
「アルバ」は、朝日の力強さを感じられるような発色のよさが魅力の、顔料仕上げの型押しレザーです。
きめ細かい国産の牛革キップに型押しを施しているので、しっかりとした硬さがあります。
エイジングしないため、ほとんど色落ちせず、傷も目立ちにくいのが特徴です。
お手入れを気にすることなく、積極的に使っていきたい方へおすすめの革ですよ。
「リーヴァ」と「コスタ」は、「ソルソマーレ」の代表的なコンセプトとして開発された商品です。
国産牛革ソフトシュリンクを使用した「リーヴァ」と、国産牛革ソフトスムースを使用した「コスタ」の織りなす様子は、まさに「ソルソマーレ」のブランドイメージを表わしています。
「リーヴァ」は浜辺や浅瀬などの港、「コスタ」は空と海がはっきりと区分けされている水平線のイメージです。
「リーヴァ」と「コスタ」はともにクロム仕上げのステアバンなので、ソフトで柔らかい雰囲気があります。
特に経年変化しないので、メンテナンスも簡単です。
シュリンク加工されている「リーヴァ」は、傷が目立ちにくいという特徴があります。
どちらもたいていの市販のお手入れ剤が使えるので、お好みの製品を使って適度にケアすることで、より長く愛用できますよ。
今後、商品の色数を増やしていきたいと考えている小林さん。
「オレンジとネイビーの定番色は外さずに、そこに違う色を入れたりという感じにしようと思っています」
これからの「ソルソマーレ」のシリーズ展開にも、ぜひご注目くださいね。
\レザーのシリーズ展開が豊富/
「ソルソマーレ」の人気商品は?素敵な編込みデザインが話題!
「株式会社ワンクラフト」の自社ブランド「ソルソマーレ」の人気商品を紹介します。
「リーヴァ」の「L字ファスナーマルチ財布」は、コンパクトな作りで扱いやすく、さまざまな年代や性別の方から人気の高い商品です。
正面の編込みモチーフが異なる「セッカ」と「ラルゴ」の二種類から、お好みのデザインを選べますよ。
小銭入れ部分にはファスナーやボタンがないため、急いでいる時でもスムーズに出し入れができます。
しっかりと高さが計算された設計になっているので、お財布を開いた時に硬貨が飛び出してしまう心配もありません。
実際に購入された方からも、「今まで使ったお財布の中で一番使いやすい!」というお声が上がっているほど、評判のアイテムです。
「L字ファスナーマルチ財布」の中では、「カナーレ」と「トラモント」のシリーズも非常に人気があります。
同じ形状のお財布でも、レザーの風合いの違いからそれぞれ受け取る印象が異なるのが「ソルソマーレ」の魅力です。
また、長財布の中では、「カナーレ」と「トラモント」の「LFラウンド長財布」が人気となっています。
スマートな作りでありながらも収納力は抜群で、カードが12枚も入りますよ。
どちらも使い込むほどに革の味わいが増していく長財布なので、経年変化を楽しみながら愛用できますね。
「ソルソマーレ」の「リーヴァ」と「コスタ」シリーズに施されている正面の編込みは、一つひとつ心を込めて手編みされています。
「何かアイキャッチになるものを」という意識が、「革紐を編んでみる」という発想に繋がり、このようなデザインに至りました。
暖色系のオレンジと寒色系のネイビーの交わりが可愛らしく、パートナーとお揃いで購入される方も多くいらっしゃいますよ。
「ソルソマーレ」の商品は、公式サイトにて購入することができます。
お財布に編込んでいるものと同じ革紐を使ったギフトラッピングは、「ソルソマーレ」唯一のものです。
オリジナルの手提げ袋もありますので、大切な方へのプレゼントにも最適ですよ。
\編込みデザインが可愛い本革財布/
「株式会社ワンクラフト」まとめ:ワンクラフトな商品を消費者の方へ
「株式会社ワンクラフト」の自社ブランド「ソルソマーレ」に込められた思いや商品の魅力について、お分かりいただけたでしょうか。
「自社製品にこだわって、物を“1分の1”で製作しているというワンクラフトの思いを知っていただけたら嬉しいです」
人と人の繋がりを大切にしながら、日々ものづくりをされている小林さん。
「ソルソマーレ」の商品は、太陽と海が溶け合う自然現象のように、作る人から使う人へと新たな共感を生み出しています。
特に、自然が好きな方や、複数のものが織りなす世界観に惹かれる方へおすすめですよ。
「ソルソマーレ」では、すべて自社のみで製作しているこだわりの革製品を、手に届きやすいお値段で販売しています。
今後は、卸先やポップアップイベントなどで、実際の商品を目にできる機会が増えるかもしれません。
イベント参加の際は「ソルソマーレ」の公式Instagramで告知されますので、併せてぜひチェックしてみてくださいね。
今回は、「株式会社ワンクラフト」の代表である小林俊介さんにインタビューさせていただきました。
お忙しい中貴重なお時間をいただき、ありがとうございました。
\こだわりの革製品が購入できる/